今日のYES ! SURFER !! 「 Roberts Black Punt 5'9"」
ニュース・トピックス 2014年08月20日(水) 更新
今日のYES! SURFFER!!は、
いつもお世話になっている先輩にNEWボードをご購入いただきました。
ご利用いただきありがとうございます。
■スペック■
長さ:5’9”
幅:18 3/4"
厚み:2 1/4"
フィン:FCSⅡ3フィン
グラッシング:Hydro Flex Natural(PU/Epoxy3Dラミネーション)Apex
テール:スカッシュテール/カーボンテールパッチ付き
CL値:26.36
■商品説明■
適正体重はアップスが出来ている中級者で60~66kgくらい。初級~中級者はこれよりー5kg、上級者はこれより+5kgくらい前後させても構いません。ちょっぴり浮力余裕アリなので、前後は可能です。
もう少しジャストに乗りたい場合は中級者で66kg前後の方へお勧めいたします。
●ボード説明●
【スピード重視のちょっとだけ短めオールラウンドハイパフォーマンスボード】
*どんなサーファーに適しているの?
・スピード重視をするサーファー
・これ1本でほぼすべてのエリア・コンデションをカバーしたいサーファー
・ビーチ&リーフでクイックに反応する小波でも走りがキープ出来るボードを探している方
・初中級者以上向け
・膝~頭オーバーサイズ波
世界中のトレンドである、チョッピリ短めのハイパフォーマンスボードで、しかもテイクオフが早い乗りやすいオールラウンドボード。とここまでは、Bllack Dump Track・Black Diamondと同じなのだが、よりエアーなどをしやすいようにスピード感を重視したのがこのモデル。
Bllack Dump Track・Black Diamond・Modern 80'sと同様にWhite Diamondよりもパンチーな波に対応する。
実は、5年前からこのボードのプロジェクトは始まっていた。あるプロサーファーが、エアーショーの大会で使うスピード重視のショートボードが欲しいと言うことで、RobertがデザインしたボードがこのBlack Puntの前身ボードの”Punter(パンター)”。テイクオフからトップギアーへとすぐに入れられる素晴らしいスピード・リップから飛び出す”ポップ”能力。どれも一級のボードであった。
その”Punter”を更に現代シェイプ理論を取り入れてリファインしたのが、この”Black Punt"となる。高い人気を誇るBlack Diamondのノーズデザインを採用しているが、ノーズ以外のアウトライン・全体のロッカーラインとコンケーブはBack Dump Track/Black Diamondとは異なる。その特徴を少し説明しよう。
まずは、Black Diamond/Black Dump Trackとの違いを解説
・ワイデストポイントがBlack Diamond/Black Dump Trackより若干前
・ノーズアリアはほぼ同じフォイル
・テール幅はBlack Puntのほうが広め
・ノーズからセンターを経て、テールエンドの15インチ上(サイドフィンあたり)までは同じようなフォイル(厚みの配置)だが、サイドフィン横からテールエンドまではBlack Puntのほうが薄めになる
・コンケーブが、Back Dump Track/Black Diamondはシングル。これに対してBlack Puntはシングル~ダブル
以上。
そしてデザインの特徴としては
・White Diamondよりはノーズ&テールエリアは狭く・チョッピリ薄い
・ワイデストポイントはBlack Diamondより前より
・ロッカーは弱めで、すぐにトップスピードに持っていける能力を持つ
・スムーズかつ、スピードに乗ったターンを引き出すワイド気味のスカッシュテール
・シングル~ダブルコンケーブで、スピード+コントロール性能を両立
・引っかかりの無いソフトミディアムレール
ノーズエリアとテールエリアはWhite Diamondよりも狭く、薄めにしているのでよりハードにターンできるようになる。
また、Black Diamondと比較してワイデストポイントは少し前よりにしているので、前足での加重での加速性を向上。エアーなどをする際に、すぐに加速してトップスピードへとボードを持っていける。
ロッカーはこれまたスピードを重視するために、弱め。ただし、ノーズから6インチのラインは掘れた波でのテイクオフや、ハードなリップをしても刺さらないようにフリップ(反り)をきちんと入れている。また、タイトなターンも引き出せるようにテールのロッカーを少しだけ強めているのも特徴だ。
ワイドなスカッシュテールは、ボードのスピード能力・テールの浮きを助け、モダンなシングル~ダブルコンケーブがスピードとコントロール性をサポートする。
Black DiamondとBlack Dump Trackの違いは?シングルコンケーブのDiamond/Black Dump Trackはしっかりと太いターン。シングル~ダブルのBlack PuntはレールToレールの細かなターンはだろう。
Black Diamond/Black Dump Trackと同様に、White Diamondでは対応できないパンチーな大きめな波でも対応が出来るので、これとWhite Diamond(またはDiamond Fish)さえあれば日本の波はほぼすべて制覇が可能なモデルだ。小波の性能は若干White Diamondに譲るが、膝波でも走りをキープできるそのスピード性能は、Hydro Flexテクノロジーと合わせて圧巻となる。
ボードは今まで数多くのシェイプを日本向けにもしてきたカフォルニアシェイパーのRoberts Weinerなので、日本の波にもバッチリ。このサーフボードを手にした時、あなたはワールドスタンダードシェイパーのシェイプスキルを味わうことになる。
ボードはオールラウンドパフォーマンスボードよりも2~3インチ短く、3/8幅広、そして同じ厚みか薄めのレールを好む方は1/16薄めを推奨する。
素材は、通常のPUよりも圧倒的に寿命が長く、そしてPUのようなしっとりとした乗り味の新開発Hydro Flex Natural(ハイドロフレックスナチュラル)。この構造は通常のウレタンフォームに、特殊なクロスの巻き方+エポキシ3Dラミネーションを使った最新構造です。重量も通常巻きのPUよりも軽いです。軽量・丈夫・柔らかく、フレックスする最新素材となります。あなたの次なる次元のサーフィンを引き出します。
【Robertの解説】
【Torry Meister on Black Punt】
【Dayton Silva on Black Punt】
YES SURF