News & topics SAT Apr.28.2012 Update
サーフボードのドライブ性能を上げながら、クワッドのクイックかつルースなフィーリングは保つことが出来るという矛盾を可能にした傑作フィンとなります。
あのチャンプ"Kelly Slater"によれば、"この5番目のフィンは、サーフボードの動きをよりタイトかつスムーズにすることが出来る”
としていて、まさにそれこそがこの"Nubstar(ナブスター)"フィンの真髄なのです。
・クワッドは好きだけど、ボトムでのルースさを軽減したい人に
・クワッドフィン設定でも、ボトムでのタメ&ホールドを高めるたい人へ
・クワッドで、あのチャンプのようなトップToボトムの動きをしたい人に
そんなさまざまな使い方が出来る夢のミニスタビライザーです。
サイズ:ベース 95mm 高さ 43mm
素材:ファイバーグラス(より正確・しなりがあるフィン素材)
*Sean Mattisonがオリジナルで開発
(ケリースレーターが実際2011年のニューヨーク・カリフォルニア・ヨーロッパの試合で使った)バージョンのカスタムフィンですので、FCS社製のロゴは入りません。廉価版のFCSロゴ入りプラスチック製のフィンとは異なり、フィンの素材・テンプレートはケリーが使ったものとすべて同じ製品です。
【開発者ストーリー】
:実際に開発者のショーン・マティソンにインタビューした内容
このケリースレーターも愛用するNubstar Finの開発者は、カリフォルニアのプロサーファーであるショーン・マティソン。
現在はUSAのナショナルチームのコーチであり、数多くのサーフボード&フィンデザインに関っている。
2011年のWTのチョープでの試合。ケリースレーターがクワッドで試合を戦っていたのだが、その試合を見ていたショーンは、
”ケリーに自分の開発した小さなセンターフィンを使って欲しい”と思っていた。
そしてそのチョープの試合が終わった日にまだその思いが心に残ったまま床についたショーンは、朝3時半に何故だか起きてしまった。
その時”ケリーに自分のフィンを使ってもらうんだ。だから、ケリーに連絡をしなくちゃ”と思ったという。
だが、”いくら長い付き合いのある友人だといっても、相手は世界トップサーファーかつ命を掛けて試合を戦っているプロだ。
自分のフィンのデザインには自信があるが、本当の試合で使ってくれるわけないだろう・・・なにを俺は考えているんだ。”と考えてしまった。
だからその時彼に連絡するのをやめてしまった。ただ、ケリーにNubstarフィンを使ってもらいたいという強い思いは彼に残っていたのだ。
少しの時が過ぎ、NYレッグの前にケリーがカリフォルニアに来ているという連絡を受けたショーンは思い切ってケリーに連絡をした。
”俺の開発したセンターフィンを、クワッドで試して欲しいんだ。絶対に自信あるよ。”
その連絡にケリーはこう言ったという。
”分かった。使いたいときは必ず連絡する。”こう言って、ケリーはNYの試合へと飛び立った。
NYでの試合で、どうも調子の上がらないケリーはついにショーンに連絡をすることになる。
”ショーン、あのセンターフィン使いたいんだ、クワッド+1でね。
明日の試合で使いたいから、できればFedexの超特急便でどうにか届けてくれないか?”
興奮したショーンは早速フィンをケリーに送った。ショーンは”フィンを送ったは良いが、本当に使ってくれるんだろうか?”
とも不安になったという。
さてその結果は?
NYのフリーサーフィンでショーンのフィンを使ったケリーは、そのフィンの効果にびっくりしてこう連絡したという。
”このフィンは本物だ。俺試合でこのフィンを使うぜ。”
そして試合で本当にケリーがこのNubstarフィンを使い、決勝では惜しくもOwenに敗れてしまったが準優勝を勝ち取る。
その後のTrestlesの試合でも試しているから、このフィンの性能は本物だということが証明されたのだ。
Things happen for a reason...ショーンのハイパフォーマンスへの追及はこれからも続く。