News & topics WED Jan.10.2024 Update
いつもYES SURFブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
2023年末頃からYES SURFは、MandaLa Custom Shapesとダイレクトに、友好的なビジネス関係を結ぶことができるようになりました。
私自身も長年マニーのボードのファンで、非常に光栄なことだと大変嬉しく思っております。
Mandala Custom Shapesを心から愛してくださっている皆様とマニーの橋渡しとして、お役に立てるよう尽力させていただきます。
Manuel C. Caro、愛称、マニーは、2002年よりシェイプをスタートさせました。
Rich Pavel、Mark Andreini、Wil Jobsonなど今や偉大なシェイパーとして多くのファンを持つ、巨匠達から多くのことを学ぶ機会に恵まれました。
また、マニーは、エッジボードのシェイプ技術や知識をジョージ・グリノーから伝えられた数少ないメンバーのうちの一人です。
(このメンバーのうちの一人に Furrow Surf Craftのシェイパー、クリスティン・カロもいます。)
ハルボードやエッジボードをシェイプできる技術を持った数少ないシェイパーの一人です。
2016年に彼のファクトリーを訪れた際に、このエッジボードの秘伝の設計書の存在を教えてくれたのを覚えています。
彼は、それを宝物だよと言い、設計書の内容は、トップシークレットだからねとイタズラっぽく笑っていました。
例えば、彼の代表作である、Arc-Swallowtail Quads は、ジョージ・グリノーのVeloスプーンからのテンプレート、キャンベルブラザーズのBonzer venturi bottomsからのスパイラルV、MirandonファミリーのTwin Pin、Rich PavelのSpeed-Dialerのクワッドフィンの配置などなどたくさんの先人からインスパイアを受けて、作られたモデルだと彼自身が語っています。
Furrow Surf Craftのビルダー、クリスティン・ブレイルズフォード・カロ とは、人生のパートナー。
彼らは、デザインやボードビルドにおいて、日々お互いに多くのインスピレーションや影響を受け合いつつ、それぞれの個性をリファインさせています。
マニーのボードは、素晴らしいサーファー達からも熱い支持を受け、多くの優秀なサーファーが彼のボードに乗り、サーフムービーでそのライディングを残しています。
タイラーウォーレンやアリ、カッシアなどの有名サーファーだけでなく、Jack Colemanなどの有名なフィルムメーカーや人気ショップからも支持されています。
ちなみに、縁があって私達の元に来てくれた、DARK CLOUD 5`11 Limited Edition は、2009年にALEX COPPS が映画制作のために、マニーに依頼した限定生産されたボードです。
A filme by Jack Coleman
2023年11月にマニーに会うためにカリフォルニアへ行き、彼のファクトリーを再び訪れました。
お休み中なのに、あたたかく出迎えてくれたマニー。
愛情と情熱をこめて作られたボードの数々。
Mandala Custom Shapes の様々なボードについて、詳しく丁寧に説明してくれました。
カリフォルニアスタビーの名前の意味や由来、コンセプト、彼の代表作のうちの一つ、クランディスティーノのボトム形状について、そして、彼が今最もホットに推奨している、ツインザーについてなどなど。
正直、ツインザーって何?クアッドフィンのリアとフロントを入れ替えたセットアップ?ってずーっと疑問に思っていたので、無知な自分が恥ずかしかったけど、そこも踏み込んで聞いてみた。
マニーは、丁寧にわかりやすく、説明してくれた。
説明を聞けば聞くほど、マニーのサーフボードに対する、哲学や、取り組む姿勢、世界観などがどんどん垣間見えてきて、非常に魅了されてしまう。
サーフィンを普段やらない、トモコまで、彼のサーフボードに盛り込まれた航空力学や流体力学、デザイン、ヒストリー、世界観に引き込まれてしまっている。
トモコは、非常に想像力豊かな地頭の良い人で、サーフィンをやったことがないのに、マニーのような優れたボードビルダー達から伝えられる専門用語を、私達のほんの少しの解説を加えただけで、理解してしまう。
サーフボードの構造や、身体からサーフボードに伝える力と水流と推進力の関係を理解してしまっている。
そして、マニーは、ちゃんと理解できるように簡易な言葉とわかりやすい事例を持って、そのマンダラサーフボードの世界を私達に見せてくれた。
マニーのガイドによって、その世界を覗き見てしまうと、益々彼のサーフボードに乗りたくなってしまう。
例えば、マニーに限らず、ボードビルダーが乗り手に伝えようとする世界を知って、そのボードに乗って、感じようとすると、その世界が見えてきたり、体感できたり、そして理解に及んだりして、本当に面白い。
ボードビルダーが頻繁にテストを重ねる地元の海へ一緒に入ると、その世界観が一気に腑に落ちたりして、一層感慨深い。
マニーは、サーフボード以外でも、Appleでもデザインのお仕事を依頼されていたり、個人的にステレオのデザインや製作を行なっていたり、非常に引き出しの多い、多彩な才能の持ち主。
MANDALA CUSTOM SHAPESのモデル紹介については、後日ブログアップいたします。
YES SURFでは、MANDALA CUSTOM SHAPES のサーフボードのカスタムオーダーを承っております。
どうぞお気軽にお問い合わせください。
なお、当ショップにあるストックにつきましては、下記オンラインショップからご覧ください。
マニーの世界観をどうぞ存分に味わってください。
YES SURF