ニュース・トピックス 2020年01月31日(金) 更新
いつもYES SURFブログを閲覧いただき、誠にありがとうございます。
YES SURFでも好評いただいております、Trim Craft Surfboardsについてご紹介いたします。
伝統的なハンドシェイプを未来につなげていくというプロジェクト「Trim Craft Surfboards」に参加するシェイパー達。
2019年、その中でも、若手有望株である、マイケル・アーナルのファクトリーにもお邪魔しました。
マイケル・アーナルは、「TrimcraftSurfboards」でシェイプするだけでなく、自身のブランドも持ち、かの有名な老舗サーフボードメーカー 「Hobie Surfboards」でシェイパーの一人としても活躍中。
「Hobie Surfboards」は、かつて、タイラー・ウォーレンがシェイパーとして籍を置いていた、老舗サーフボードメーカーです。
マイケルのボードの仕上がりの丁寧さ、美しさ、アウトラインを見ると、「Hobie Surfboards」から声がかかるのも納得です。
しかも、彼自身が、タイラー・ウォーレンに負けず、劣らず、グッドルッキングのナイスガイ。
次世代にもどんどん魅力的で才能豊かなシェイパー達が育ってきているのですね。
そんな魅力的で才能豊かな次世代シェイパー達が参加する、サーフボードレーベル、TrimCraft Surfbosrdaについてご説明しましょう。
YES SURFでは、2018年から取り扱いを始め、そのボードの機能性と魅力的な価格帯からご好評をいただいておりました。
TrimCraft Surfboardsは、2016年、伝統的なハンドシェイプ技術や知識などを次世代に引き継ぎ、若手を育てるというコンセプトのもと、100%ハンドシェイプにこだわり、プロジェクトは立ち上げられました。
ライアン・ラブレース、ジェリー・ロペス、リッチ・パベルらの錚々たるボードビルダー達のデザインを、新進気鋭の若手がシェイプするというプロジェクト。
若手シェイパーにとって、活躍の機会が広がり、サーファーは、人気のある彼ら3人のデザインのサーフボードをそれほど長く待たずに手に入れることができます。
しかも、3人が直接シェイプしたボードに比べ、比較的優しい価格帯で買うことができるので、サーファーにとっては、嬉しい。
世界中から注文が殺到するこの3人にとっても、労力を軽減でき、彼らのデザインを次世代に伝えることができる、いわゆるウィンウィンなプロジェクト。
SHAPER
このプロジェクトに籍をおくシェイパーは、現時点で10人。
まず、一人目は、先ほどお伝えした、マイケル・アーナル。
彼は、自身のレーベルも持っており、YES SURFでも 「ARNAL SURFBOARDS」は、オーダー可能です。
若くして、名門HOBIEでゲストシェイパーに迎えられ、ライアン、パベル、ロペスの3人からもそのシェイプセンスを絶賛されています。
カリフォルニアの次世代シェイパーのアップカマーの中心人物とも言える彼は、人柄もルックスも非常に魅力的な青年でした。
彼のファクトリーにお邪魔したとき、同じファクトリーの別室でシェイプしていたのが、ジョン・シモン。
なんと18歳。
彼もTrim Craft Surfbdordsのシェイパー。
少しシャイで、礼儀正しくて、マイケルを兄弟子のように慕っているようでした。
後日、偶然彼と一緒にサーフィンする機会に恵まれ、彼のサーフィンを目にしましたが、そのサーフィンにびっくり。
とてもスタイリッシュでかっこいいサーフィンをします。
その時に乗っていたボードが、彼がシェイプした、Haley Pin。
トリムクラフトのサーフボードは、デザインは、ライアン、パベル、ロペスの3人が提供しますが、シェイプする若手の個性により、それぞれアップデートされます。
彼のサーフスタイルのかっこよさに可能性を感じ、YES SURFでは、Haley Pinを彼のシェイプでオーダーしました。
ライアン・ラブレースのファクトリーにお邪魔した時に、自身のレーベルで削ったボードを我々に見せてくれたのが、ジェイコブ・エルス。
彼もトリムクラフトのシェイパーです。
その他、参加しているシェイパーは、以下の通り。
ジェリー・ロペスの息子である、アレックス・ロペス
ニュージャージー州に拠点を置く、ジョン・オピート
ジョセフ・イー
チャンネルアイランドサーフボードファクトリーで働いていたジョシュア・モリス
チャンネルアイランドサーフボードのオリジナルライダーであり、ケリー・スレーター達のウイニングボードを作った、サンタバーバラサーフコミュニティの中心的人物であるディビー・スミス
東海岸で活動するジョシュ・ピーターソン
トリムクラフトのカスタムオーダーでは、シェイパーリクエストが可能です。
MODEL
リッチ・パベル、ジェリー・ロペス、ライアン・ラブレースがデザインするトリムクラフトのサーフボード。
モデルは、現在9種類あります。
re.Bowls
ライアン・ラブレースがデザインした、ダウンレールのマジカルミッドレングス。
YES SURFでも大人気で、沖縄のパワーがある掘れた波で大活躍してくれます。
photo by Taiki Ishigaki
動きが非常によく、チュービーな波でも素早くレールワークが可能。
photo by Taiki Ishigaki
ショートショルダーな沖縄の波でコンパクトにコントロールできる、マストバイな1本。
photo by Taiki Ishigaki
Haley Pin
ライアン・ラブレースのデザイン。
クラシックなダブルエンダーのグライダー感覚を持ったミッドレングス。
小波からある程度のサイズまで、ファンな波で楽しめる、オールラウンドなサーフボード。
コントロール性に優れ、レスポンスが良く、かつ、チーターファイブもできる安定感とフロー感もあり、ミッドレングスを1本だけ持つという方に、オススメしたいボード。
Rich Fish
長い間愛されてきた、リッチ・パベルのツインキールフィッシュがベースになっています。
リッチパベルのボードにはまってしまう人達をパベラーと巷で言いますが、その世界勘を体感したい方へ是非。
T. Rev
ライアン・ラブレースが、トレバー・ゴードンのためにデザインしたモデル。
ノーズにボリュームを持たせた、クワッドフィンのラウンドテール。
ターンするとき、パワーをホールドしながらスケーティーにサーフィン出来ます。
このボードは、ビーチブレイク、リーフブレイク、すべてのコンディションで楽しめます。
ショートレングスからミッドレングスまで対応可能。
Symmetrical Snake
速いテイクオフとライディングスピードが特徴です。
シングルコンケーブでの伸びのあるボトムターン、スワローテールとダブルコンケーブが、イージーにコントロールでき、トップでの返しがスムース。
厚いビーチブレイク、リーフブレイク等、全てのコンディションでサーフ可能です。
Lopez Single
いわずと知れた、ロペスシングルに代弁される、70年代のクラシカルなサーフボード。
1960年から1980年にかけて、サーフボードは、ロングボードから、ショートボードへ短くなっていく過程で、大変革が起こったのです。その過程にあるシンボリックなボード。
サイズのある波に大きなラインを描いてスタイリッシュに。
Piggyback
フィッシュのフィーリングで走れる、ハイパフォーマンスショートボード。
Burner
いわゆるパフォーマンスショートボードではない、ショートレングスボード。
サーフトリップに、普段の波にいつでも使えます。
ワイドポイントは、少しノーズ側にあり、フロー感とグライドを味わえます。乗りやすく、レスポンスがよく、ライアンラブレースデザインのボードで一番世界中で愛されているボードです。
長さは、約5'8" から6'3"あたりがオーダー可能です。
Sidecut Keel
ライアン・ラブレースが、アンドリュー・キッドマンのサーフMOVIE「GLASS LOVE」のMick Mackieのシーンからインスパイアを受けて作られたデザイン。
Mick Mackieのサイドカット/インカットデザインは、世界中から賞賛を受け、多くのボードビルダーに影響を与えたボードです。
レールコントロールがスムーズに行え、ツインフィッシュでのバックサイドライドが苦手な方にオススメです。
YES SURFでは、TrimCraft Surfboardsのカスタムオーダーを受付けております。
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