ニュース・トピックス 2016年10月20日(木) 更新
CHRISTENSON SURFBOARDS クリステンソン サーフボード
シェイパーのクリス・クリステンソンは、カリフォルニア州、ウィッティア生まれ。
17歳からシェイプをスタートし、現在までに削った本数は1万数千本以上。
ディック・ブリューワーに才能を見出され、その高いシェイプ技術の基礎を形作った。
スキップ・フライやマイク・ディフェンダッファーらの巨匠をリスペクトしつつも、彼らの単なるコピーや模倣ではない、“オリジナル”を常に生み出している。
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一目でクリスと分かる美しいアウトライン。他のシェイパーがコピーするデザイン性の高さ。ロゴ無しでも快くオーダーを引き受ける姿勢。
カスタムカルチャーの世界に身を置くクリスだからこその“何か”がそこにはあり、それこそがクリスを他のシェイパーと一線を画すものである。
また、彼のシェイプするビッグウェイブ用のガンの絶対的な信頼は、ビッグウェイバー達の戦績を見れば、明らかだ。
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エディアイカウでのグレッグ・ロングの優勝、 トドスサントスでのマイク・ヒーリーの優勝をはじめ、 24人のエントリー中4人がクリスのガンを使用し、 そのうち三人が入賞。
クリスのもつ、高次元のシェイプ理論、技術の高さがうかがえる。
ビッグウェイブ用のガンと共に評価が高いのは、スキップ・フライ氏も認めるフィッシュ。
そこから発展したフィッシュをベースにしたモデルも完成度が高く、多くのプロサーファーをも魅了している。
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シェイプに関して、決して迎合しない完璧性と美しいアウトライン、ライディング時に得られるシャープなキレとスピードは、虜になってしまうサーファーをいまなお捉えてはなさない。
ショートボーダー達を中心に魅了しているのも、彼のシェイプの特徴である。
ボードのモデル紹介はこちらから
Christenson Surfboards Line up
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クリステンソンサーフボードファクトリーに併設されるショウルーム。ここには、彼がいままでシェイプしたボードをはじめ、ライダー達が使用したボード、そしてニューモデルなどたくさんの作品が展示されている。
多忙なクリスとなかなかアポが取れず、あきらめていたところ、出発ぎりぎりまで私達の到着を待っていてくれた。お忙しいところすいません。
というわけで、玄関先でいきなりのウェルカムショット。
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あとは、盟友ブラッド・ガーラックとマネージャーのジョンにすべてを託し、慌ただしく出かけて行った。
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ビッグウェイバー、グレッグ・ロングが使用したトドスサントス用ガン。他にも、ハワイのジョーズ、ワイメア、カリフォルニアのマーべリック用のガンとそれぞれのビッグウェイブの特徴を考慮したシェイプで作られたガンがショールーム内を飾っていた。
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気さくで明るいムードメーカーのガーラック。クリスの削るボードのライダーを務める彼は、たくさんのインプレッションを丁寧に語ってくれた。
90年代のワールドツアーのタイトル争いでヒーローだったガーラック。我々世代、それ以前の世代には憧れの存在。
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2000年に入っても、一年を通じて最も巨大な波に乗った者に贈られるという賞「BillabongXXLアワード」を受賞したり、ASPでは、若い選手をサポートし、コーチングも行っているガーラック。
興味のある方は、YES SURFまでお問い合わせください。
カリフォルニアでタイミングがあえば、ガーラックのコーチングを受けれるかも。
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YES SURFでもクリステンソンのボードの人気は非常に高い。
フラットトラッカー、オーシャンレーサー、ダウントレス、C-BUCKET、etc....。
中でも評価の高いクリスの削る様々なフィッシュは、特別人気が高く、そのスピード性は、定評がある。
クリステンソンの魅力に取り付かれてしまい、何本も所有してしまう、クリステンソン中毒を何人も存じ上げている。
さて、ショウルームを後にして、ファクトリーを見学させていただいた。
クリステンソンサーフボードファクトリーは、名門ムーンライトグラッシングを買い取り、隣同士だったファクトリーの壁を取り払い、大きなファクトリーへと変貌した。
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元ムーンライトグラッシングの社長だったPeter St. Pierre.氏
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「経営に煩わされることなく、大好きな仕事に集中して取り組める」とは、ピーターの談。
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美しい仕事をする職人さんの道具はいつも美しいのです。
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こちらのイケメンは、サンディング担当のMitch King(ミッチ・キング)氏。アーティストでドローイングなどの才能を持つ彼は、実は、ファクトリーのある建物の上の階にアトリエを持っており、クリステンソンサーフボードのロゴをデザインしたり、ボードにドローイングの才能を発揮させたりしている。ショウルーム玄関前の壁画やガラスに描かれたロゴ、グレッグ・ロングのボードのデッキドローイングも彼の作品だ。
こうした才能豊かで確かな技術を持ったスタッフ達が、ボードのあの素晴らしい乗り味と美しい仕上がりを支えている。
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そして、これが、クリス・クリステンソンのシェイプルーム。
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世界中から来るオーダーのためのたくさんのフォームと、出荷直前のたくさんのパッキングがワーキングフロアにきちんと整理されていた。
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SPECIAL THANKS PHOTO by Tomoko .H. Matsubayashi
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