ニュース・トピックス 2018年11月06日(火) 更新
いつもYES SURFブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
カリフォルニア サーフィントリップ 2018 7日目。
下の写真は、ガス欠でレスキューされるの図。
ガス欠してしまった場所は、フリーウェイ。
よくフリーウェイ上で止まっている車を見かけてましたが、まさか自分達が同じ状況になってしまうとは。
フリーウェイ上には、日本のように休憩できるパーキングも給油所もないので、ガソリンメーターは細かくチェックしておくべきでした。
慣れない距離感のフリーウェイと旅行中の慌ただしさでついついうっかりしてまいがち。
友人のTomokoがAAA(トリプルエー)に加入していたので、事なきを得ました。
ありがとう!トリプルエー。ありがとう!Tomoko。
大変助かりました。
さて、朝から思わぬハプニングでスケジュールがおしてしまいましたが、アポを取っていたAlrikは、笑顔で私達を迎えてくれました。
Alrik Yuill氏は、AXXE CLASSIC WETSUITSのコラボレーター。
自身のブランド「SPACE TIME SURFBOARS」でサーフボードシェイプを行うシェイパーでもあり、芸術家でもあります。
彼のアトリエ兼ファクトリーは、まるで美術部の部室のよう。
描きかけの絵や彫刻、オブジェ、絵の具、樹脂、ペンキ、ボード、家具、衣類、etc..。
彼のアートワークは、サーフィンの大会のトロフィーでも使用されています。
シェイプルームも見せてくれました。
長い間、サーフボードファクトリーでも腕を磨いてきたAlrik。
今彼自身の「SPACE TIME SURFBOARS」でシェイプしているボードもたくさん見せてもらいました。
彼が子供だった頃のファーストボード。
彼のシェイプするボードは、非常に個性的。
EPS素材を多用し、ストリンガーレスのボードも多い。
非対称ボードやフィンの場所がすごく前の方だったり、見たことのないようなコンケーブも。
彼が若い頃から学び、育んできた伝統的なサーフボードシェイプの知識と技術を使って、これからの素材であるEPSなどでボードを作り、まだ我々が経験したことのない未知の世界に広げていきたいそう。
だから「SPACE TIME SURFBOARDS」なんですね。
なので、手にとってボードを見ているだけでは、どんなサーフィンを経験できるか分からない。
そこで海に行ってArlikのボードでサーフィンしようということになりました。
ツインスタビでも楽しめる、ピンテイルボード。ツインフィンで乗ってみます。
こちらもツインスタビでも楽しめるフィッシュテールボード。どちらもEPSフォームでストリンガーレス。
彼のサーフィンは、おおらかなラインで美しく、スタイリッシュ。
波は、ショアブレイクでアグレッシブでしたけど、さすがローカル。
良い波に見えますが、ほぼダンパーに近い、パワフルなショアブレイク。
波の切れ目を見つけて、一気に掘れ上がるフェイスを自由に美しく軌跡を描いていきます。
私も一緒に海に入って、試乗させてもらいました。
「スピード感がはんぱない!!」です。
ボードコントロールが容易で、ボードがぐんぐん加速してくれます。
何よりも一緒にサーフィンできたことがとても嬉しい。
貴重な時間をどうもありがとう。Alrik。
カリフォルニア サーフィントリップ 2018 8日目に続く。
YES SURF