ニュース・トピックス 2016年10月16日(日) 更新
BING SURFBOARDSの歴史とこれから
カリフォルニアで老舗のサーフボードブランドであるBING SURFBORDS SHOPは、
サンディエゴのエンシニータスの明るい街並みの中、静かに佇んでいました。
SURFBOARDSの創始者のビング・コーブランドは13才でグレッグ・ノールとマンハッタンビーチピアでサーフィンを始め、ヴェルジーに目をかけられ、ベルジー&ジェイコブスのショップでの掃除から彼のキャリアは、スタートしました。
やがてシェイプを任せられるようになり、リック・ストーナーとBING & RICKを立ち上げ、それがBING SURFBOARDSの前身となりました。
ライダーであり、シェイパーであったドナルド・タカヤマのシグネチャーモデルやノーズライダーのベースとなったデイビッド・ヌヒワノーズライダー等、今でも多くのファンを持つBING SURFBOARDSの当時のモデルは、60~70年代のサーフボードの進化の中で重要なポジションを担っていました。
現在は、マット・カルバーニがオーナーシェイパーとして、BING SURFBOARDSの看板を引き継ぎ、多くの有名ライダーと共に進化を続けています。タイラー・ハジキアンと共にジェイコブスよりシェイプ技術を引き継いだマット・カルバーニ。多くの時間をシェイプに注ぎ込んできた技術と真摯なモノづくりに対する姿勢でクラシカルなロングボードから、最新の理論や流行を盛り込んだミニボードまで幅広いラインナップをそろえています。
清潔で几帳面なイメージのマットカルバーニ。今回の訪問に際しては、約束の時間にファクトリーの玄関前にて私達を待っていてくれていました。
住所は間違いないのに、看板がない。よく見たらマットの足元に。
マットのパーソナルシェイプルーム。
チームライダーのMele Saili (メレ・サリ)のNEWモデルをシェイプ中でした。
Photo by
オーダーがずらり。
気持ちよく整理整頓された道具類。マットが作り出すボードの美しさや乗り心地のフィーリングがイメージできます。
クラシカルなボードのイメージが強いBINGですが、クリス・デル・モロの意見を取り入れた斬新なボードの製作も。
「ボディボードのようなサーフボードを!」とのリクエストでモデル化された『Speed Squareスピードスクェア』。
シェイパーのマットとDavid Rastovichによって生まれたツインフィッシュの『Sunfish』モデルなど今も進化を続けています。
Dave" class="redactor-linkify-object">https://vimeo.com/155495932">Dave Rastovich Tests a Bing Sunfish from Nathan" class="redactor-linkify-object">https://vimeo.com/nathanoldfield">Nathan Oldfield on Vimeo.
マットがシェイプしたボードをスタッフが分業して仕上げていきます。
ボードを乗った時の完璧で緻密なフィーリングから、もっと神経質な人をイメージしていましたが、すごく気さくで笑顔のキュートなとても優しい方でした。私達の細かい質問やリクエストにも誠実に一つ一つ答えてくれました。
質問の内容は、基本的なサーフボードの機能からはじまり、BINGの色々なモデルの特徴についてや、沖縄の波質にあうボードについてなど。
パーフェクトにも思える、カリフォルニアのメローな波質で機能するボードと沖縄のショートショルダーなホローウェーブで機能を発揮できるボード。
もちろんアメリカ人と日本人の体格の差などもあります。そのあたりもいまあるモデルをカスタマイズさせて、より普段乗る波にフィットしてくれるボードをシェイプしてくれるそう。
楽しみです!
最後は、奥様とも一緒にパチリ。
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SPECIAL THANKS PHOTO by Tomoko .H. Matsubayashi
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